日本に紹介されたときは、とにかくは天才的なヴォーカリストの扱い。宗教的なこととかではなく、完全にヴォーカリストとしての紹介であった。彼もレゲェがいきなり大々的に日本でのリリースが始まった時代に強く宣伝されたかと。だがまだまだそういったプッシュにも関わらず日本での反応は限られていた。13歳でデビューし凄まじい数の作品をリリースしている。だがそれをすべて日本での発売があったのか?ということになると残念ながらということになる。ヴォーカリストとしての彼は本当に聞きやすく、きわめて説得力のあるいたをうたっているという印象がひたすら強い。本当に言葉を伝えようとする意欲のある素晴らしいヴォーカリストであることは間違いない。だが残念ながら42歳で死去。埋葬は政治家レベルの場所にされている。ジャメイカの国民的歌手であったことの証明だろう。「レゲエの貴公子」が彼のジャメイカでの呼ばれ方。それが彼のジャメイカでの評価ということなのだろう。
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